メンテナンスや日々の出来事など・・・

ダイムラー・スーパーV8 X308 フロントカバーオイル漏れ

車検で入庫のダイムラー・スーパーV8さん♪♪
 
ロングボディで4.0L、スーパーチャージャー付きという車両です(`・ω・´)b
コノリーレザーのシートは座り心地が最高ですね(^O^)b

そういえば、この年代モデル(X308)からV8を搭載するように・・・
先代までは直6とV12という、いかにもジャガー!!って感じなんですがね(^^)
で、これの数年後・・・
ニューモデルですが2.0Lやら2.5L、3.0L、V6でFF・・・
挙句の果てにAWDまで登場してしまうという
XJ(X350)にもV6載ったしね(^^;)
当時、ジャガーちゃんがいったいどこへ行こうとしているのか分かりませんでした(笑)

ちなみに、X308のおススメは2000年以降ですかね(^-^)
まずエンジンが違うし、その他いろいろと変わってますので♪♪
 
さてさて余談はいいとして・・・
なにやらエンジン始動後しばらく「チャッチャッ♪」と結構気になる音が(- -;)
早速エンジンルームを覗いて音の原因をチェック!!
・・・・・・

・・・なるほど、そうですか・・・(-_-)
音自体は2本あるうちのメイン側のドライブベルトからですね
まぁ、よくある現象なんですが、単純に考えると・・・
ベルトの磨耗や劣化、テンショナーやアイドラなどの磨耗や劣化が考えられます
しかし、JD時代からよく見落としされがちなのが・・・
フロントカバー周りのシール劣化によるオイル飛散が元での異音、が結構多いです(^^;)

で、今回もやはりオイル漏れから、ベルトやらプーリーに飛散しての異音です・・・
なので、フロントカバーシールの交換逝かせていただきます(^o^)/
まずは、エンジンレイアウト左右♪♪

スーパーチャージャー付きなんで結構ごちゃっと・・・(^^;)

では、さくさくっと逝ってみよ~
まずは、いかにも身体に悪そうなクーラントを抜いて・・・
ラジエータホース抜いて、チャージャークーラーホースも抜くと・・・
で、電動ファンを取っ払って・・・
 ←右側から♪
次に中央におりますウォーターアウトレット&サーモ君達を取っ払って・・・
   
さ、スペースが確保出来ました(^o^)b
そのままの勢いで、スーパーチャージャーベルト周り、メインドライブベルト周りを・・・
すっきりしたところで、クランクプーリーをおりゃっと!!
・・・おりゃっ!?・・・あら、緩まないじゃないですか(- -;)
たまにあるんですよね、製造時のロックタイトさんが気張ってしまってる時が・・・(泣)
なので、急遽スペース確保のために前周りをごっそりとバラしです(`・ω・´)

フロントバンパー外して、グリルも取って・・・
チャージャークーラーをえいやっと外して・・・
ラジエーターをドリャっと外したら、コンデンサをボンネット裏まで逃がして・・・
・・・はい、こんにちは(^O^)/
 ←問題のクランクプーリー君です
で、特工を駆使して回り止めし・・・
更に特工を駆使してプーリーを抜く、と・・・

クランクプーリーにキーはありません(^^;)
そのかわり!?テーパーのカラーが入ります
こやつがしぶとくてプーリーがなかなか抜けないんです(- -;)

実は、この工程作業!!写真にしたらたった数枚な内容なんですが
今回、この作業に費やした時間はなんと・・・(´△`)
上の開けた状態から、まずプーリー緩めるのに半日以上・・・
そして、プーリー引っこ抜くのにプーラーが破損して、工具作ったけれどそれもまた・・・
で、次の日に材料仕入れて再チャレンジしてやっと抜けました~(ToT)
記憶上、今までで一番苦戦しました・・・

しかし!!
この工程がクリア出来れば全体作業の50%はクリアしたと言っても過言ではない!?
あとは、さくさくっと逝きますよ~(^O^)/

長くなるので、二部構成~
続く♪♪